物についた邪気を感知したエピソード

 前回の記事で、ものについた邪気を感じる力が心魔道士にはあるかもしれないという話をしました。

 このことを示すエピソードがあり、自分でもなぜ、わかるのかわからないので、整理してみようと思います。

○ エピソード1 置いてあった日本刀

 心魔道士は、中古で家を買ったことがあるのですが、その内覧のときにあったエピソードです。

 その家は、南西角地で日当たりもよく、全体にカラッと乾いていて、気持ちの良い雰囲気がありました。

 ところが、2階南東の和室だけ、なんだか入った瞬間に湿った空気を感じました。

 雨漏りかと疑い、窓枠の周辺などを調べましたが、雨漏りの形跡はありません。別の部屋から天井裏にも登りましたが、やはり雨漏りの形跡はなし。雨漏りがあれば、カビ臭いニオイがするので、わかります。心魔道士は、不動産管理の仕事をしていたときに、オンボロの物件をいくつも覗いたことがあるので、そのニオイを知っているのです。

 その部屋は、そういう雨漏りのニオイではなく、単なる「湿っぽい」感覚だけがあったのです。

 部屋の畳の上には、立派そうな器が、まだ片付けかけで置いてありました。

 そのあたりは気になったものの、特に客観的な不具合はないし、立地が良いため、購入をしました。

 しかし、その部屋の空気についてひっかかっていたので、引き渡しのときに、前の所有者の方に聞いてみたのです。

「あの2階の和室は、どのように使われていたのですか?」

「? 夫婦の寝室として使っていましたが、何か?」

「いや、内覧のときに、立派な器が置いてあったので・・・」

「ああ、それですか。私は骨董品が趣味でしてね。集めた骨董は、あの部屋に置いていました。それから、古武術の居合もやっていましてね。江戸時代の真剣も何本か持っているんですよ」

 それだぁ! その刀、人を斬ってるよ!

 そもそも、心魔道士は、内覧時に家を徹底的にチェックして、全ての部屋の押入れ、クローゼットなどを開けていました。しかし、その部屋だけ、なぜか、上の方の押し入れを開けませんでした。そこに、刀が入っていることを無意識に感知し、邪気が写らないように見ることを拒否したのかもしれません。

 引き渡し後、刀がなくなった部屋は、湿った感じはすっかり消えてしまい、カラッとした気持ち良い部屋になっていました。

 なお、前所有者の方は、特に心身に不調を抱えていることもなく、刀の邪気を受けているようには思えませんでした。自らが古武術などで心身の鍛錬をしている人には、問題ない気なのかもしれません。

○ エピソード2 2階の物入れ

 これは、音楽療法に使う楽器を買いに、木の楽器を手作りしている方のお家を訪ねたときのことです。

 応接で話をしていて、御神木にオシテ文字や龍体文字でフトマニ図を描いたペンダントなど、スピリチュアル系商品も作っていて、ヒーラーの人や、ライトワーカーの人によく売れているという話題に。

 そこで、心魔道士もレイキ・ヒーラーだという話をして、ちょっと技を披露ということで、部屋の”邪気切り”をやってみることにしました。

 現代レイキでは、伝統レイキで伝わっていた技も継承されていて、その中に”邪気切り”があります。手刀で邪気を切ってから、レイキを充填するというおまじないみたいなものです。部屋に対して行う場合は、部屋の角と面を反時計回りに切っていき、その後、サーチライトのように手をかざしてレイキを送って浄化をします。

 これをやってみたら、まず、応接間自体は、まったく邪気切りの必要がありませんでした。なにせ、御神木や神代文字などがそこら中に転がっているので、清浄化されていたのでしょう。心魔道士も「この部屋は清浄なんで、全然レイキを送る必要がないですな」などと言って、のんびりやっていました。

 そして、「天井と床もやっとくか・・・」と、天井と床を切って、天井に右手をかざしたときに、ピンときました。

「この家って、2階あります?」

「はい、ありますが?」

「居住スペースですか?」

「・・・いや、居住スペースというより・・・物入れです・・・」

「何か変なもの、置いてあります?」

「変なものということはないですが・・・亡くなった姑の持ち物とか・・・」

 それだぁ! その持ち物、供養したほうがいいよ!

 レイキを使うと、清浄なところにはレイキは十分にあるので、それ以上流れていかないですが、清浄でないところ、エネルギーが滞っているところに、レイキが吸われて流れていくのです。その、吸われる・流れるというのが、レイキを訓練したら感覚的にわかるようになって、それで、物の気が滞っているのがわかるわけなんですね。

 ちなみに、邪気切りの効果があったからかどうかは不明ですが、私が訪問した翌日に、何かすごい出会いがあったそうで、私は、その方の家に訪れたサンタクロースのようだとメールをいただきました。

 まあ、とりあえず、害にはならなかったようで一安心です。

○ エピソード3 パワーストーン

 これは、とあるお店で見つけた、パワーストーンです。

 アメジストのクラスター水晶が、激安で売っていました。パワーストーンの販売から手を引くから、処分価格だとのことでした。大きさなどから考えると、本当に、相場の10分の1ぐらいのレベルでした。

 かなりお買い得な感じだったのですが、ちょうど手持ちの現金もなかったので、見送りにしました。

 次回、行ったら買おうかなと思ったのですが、ふと思い立って、ペンデュラムで自らに質問をしてみました。

「あのパワーストーンを買うべきか?」 → NO

「あのパワーストーンは、買ってはいけないか?」 → YES

 頭で考えるとお買い得なのですが、無意識の感覚は、購入を拒否しているのです。買う”べき”にNOだけなら、必要はないけど買ってもいいという可能性は残りますが、2個めの質問で”買ってはいけない”にYESが出たというのは、完全に買うなということです。

 そうすると、石の気になるところが思い浮かんできました。

 まず、クラスターの一部に、10円玉大の打痕があり、水晶が潰れていたのを思い出しました。

 そして、水晶の土台となっている母岩ですが、セメントで人工的に固めて作ったようだったのが思い出されました。なぜ、わざわざそんなことをしたのでしょうか? 水晶は、母岩なしの方が、素人は綺麗だと感じてよく売れるものなのですが・・・

「何か、悲しい出自があるな、あの石は」

 と判断して、購入をやめました。

 その後、その店に行った時、もう一度、その石を見ましたが、邪気がある、呪われているというより、可哀想な石という印象を持ちました。あれは、売り物にするより、供養したほうがいいものでしょう、たぶん。

 どうやって供養したらよいかわかりませんが・・・とりあえず、セメントは削って除去し、打痕部分は切り離して、地中深くに返してやるのがいいかもしれませんね・・・

○ もともとのエンパス体質にレイキが加わった

 エピソード1の刀の話は、まだ心魔道士がレイキを習う前の話です。

 それでも、感知ができたということは、もともとエンパス体質みたいなものがあるのだと思われます。

 それに、レイキを身に着けたことで、レイキの”ヒビキ”による感知力が加わり、精度が上がったようです。

 科学的にはまったく作用機序がわからないし、なぜ自分にそれができるのかはわからないけど、できるのは帰納的な推定からして事実と考えざるを得ない。

 ・・・そんなわけで、20年以上前に最後に見ただけの、あの宇賀渓の自販機も、くっきりと覚えているからには、エンパス体質で検知してしまっていたと考えるのが適当。

 やはり、あの自販機は邪気をまとっていると見たほうがいいでしょう。

 除霊しに行かないとね・・・