守秘義務と倫理基準

 守秘義務等、臨床心理的なセラピーを行う者として、守るべき倫理基準があります。

 ここでは、一般社団法人日本臨床心理士会倫理綱領を参考基準として、M Teamと比較して、説明していきます。

 基本的に、M Teamは、臨床心理士会や精神分析学会などの特定の組織や権威に属しない、無資格の民間セラピストで構成されていますので、上記倫理綱領と完全には一致しない部分がありますが、ほとんどの部分で一致するので、その意味も含めてご説明いたします。

 これで、セラピー依頼前の不安感が薄まってくれると幸いです。以下、引用をしたあとに、その意味をM Teamがどう解釈し、M Teamではどうするかを記載していきます。

 一般社団法人日本臨床心理士会倫理規程第3条に基づき,本会正会員(以下「会員」という。)の倫理綱領として以下を定める。

前文
 一般社団法人日本臨床心理士会は,財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する臨床心理士の職能団体として会員が提供する専門的臨床心理業務の質を保ち,業務の対象となる人々の基本的人権を守り,自己決定権を尊重し,その福祉の増進を目的として倫理綱領を策定する。会員は,上記の目的にそうよう,専門的職業人であるとともに一人の社会人としての良識を保持するよう努め,その社会的責任及び道義的責任を自覚し,以下の綱領を遵守する義務を負うものである。

第1条 基本的倫理(責任)

1 会員は,基本的人権を尊重し,人種,宗教,性別,思想及び信条等で人を差別したり,
嫌がらせを行ったり,自らの価値観を強制しない。

 人間として当然のことです。臨床心理士でなくても守るべき、人間のルールです。

2 会員は,業務遂行に当たって,対象者のプライバシーを尊重し,その自己決定を重んじ
る。

 プライバシーは当然重んじます。完全匿名という技法自体が、それを示しています。ただし、自己決定については、精神分析的心理療法においては「行動化の禁止」というルールがありますので、依頼者の決定が行動化によるものだと感じた場合は、その点を指摘します。とはいえ、強制力は持っていません。そういう意味では、自己決定を重んじていると考えてもよろしいかと思います。

3 会員は,対象者に対する心理査定を含む臨床心理行為を個人的欲求又は利益のために行
ってはならない。同時に,対象者が常に最適な条件で心理査定を受けられるように,心理
査定用具及びその解説書の取扱いには十分に留意する。

 M Teamでは心理査定は行いません。査定して診断するのは、精神分析的心理療法にとっては本質的には治療の役に立たないからです。 

4 会員は,自らの知識,能力,資質及び特性並びに自己が抱える葛藤等について十分に自
覚した上で,専門家としての業務や活動を行う。

 これは、主に、依頼者からの感情転移に逆転移してしまうことへの戒めでしょう。しかし、これについては、セラピストにとって一生修行しなければならない事柄です。頭で自覚していても、無意識に逆転移してしまうかもしれません。そのときは、セラピストの能力不足ということになりますが、どこまでできれば十分なのかは誰も知りえません。努力は常にしています。

5 会員は,心身の健康のバランスを保つとともに,自分自身の個人的な問題が職務に影響
を及ばしやすいことを自覚し,常に自分の状態を把握するよう努める。

 これも上と同様です。自分自身のトラウマ等を克服していないと、依頼者からの感情転移に巻き込まれたり、あるいは、依頼者がセラピストをカウンセリングしているような状況になります。M Teamのセラピストも、自己分析で自分のトラウマを内観し患者に転移しないようにする、また、それ以外の日常的なストレスによる疲労も管理するようにし、心身のコンディション維持に努めます。

6 会員は,専門的技能を高めるために切磋琢磨し,相互の啓発に努め,他の専門家との連
携及び協働について配慮し,社会的信頼を高めていくよう努める。

 残念ながら、M Teamのセラピストは無資格で、どこの会にも属さないため、専門家とあまり交流がありません。社会的信頼は、自力で高めるように努力していきます。

7 会員は,臨床心理士の信用を傷つけ,または臨床心理士全体の不名誉となるような行為
をしない。

 臨床心理士ではないので、関係ありません。

8 会員は,各種法規を守り,財団法人日本臨床心理士資格認定協会の定める臨床心理士倫
理規定及び臨床心理士倫理綱領並びに関連規定を遵守するとともに,本倫理綱領を含む本
会の定款及び関連規程を遵守する。

 各種法規は守りますが、臨床心理士ではないので関係ありません。しかし、臨床心理士の倫理綱領は基本的に大変素晴らしいので、こうして引用して、参考にさせていただいております。

第2条 秘密保持
会員は,会員と対象者との関係は,援助を行う職業的専門家と援助を求める来談者とい
う社会的契約に基づくものであることを自覚し,その関係維持のために以下のことについ
て留意しなければならない。

1 秘密保持
業務上知り得た対象者及び関係者の個人情報及び相談内容については,その内容が自他
に危害を加える恐れがある場合又は法による定めがある場合を除き,守秘義務を第一とす
ること。

 基本的なことです。M Teamも同様に守秘義務を第一とします。さらに、完全匿名なので、万が一漏洩しても、個人の特定はできません。

2 情報開示
個人情報及び相談内容は対象者の同意なしで他者に開示してはならないが,開示せざる
を得ない場合については,その条件等を事前に対象者と話し合うよう努めなければならな
い。また,個人情報及び相談内容が不用意に漏洩されることのないよう,記録の管理保管
には最大限の注意を払うこと。

 上と同じく、基本的なことです。しかし、開示するにしても、匿名である本人が誰かがM Teamにはわからないため、ほとんど意味をなしません。

3 テープ等の記録
面接や心理査定場面等をテープやビデオ等に記録する場合は,対象者の了解を得た上で
行うこと。

 M Teamはメールを用いたカウンセリングなので、対話内容は自動的に記録されます。ご了承ください。

第3条 対象者との関係
会員は,原則として,対象者との間で,「対象者-専門家」という専門的契約関係以外の
関係を持ってはならない。そのために,対象者との関係については以下のことに留意しな
ければならない。

1 対象者等に対して,個人的関係に発展する期待を抱かせるような言動(個人的会食,業
務以外の金品の授受,贈答及び交換並びに自らの個人的情報についての過度の開示等)を
慎むこと。

 これは、精神分析で言うところの「禁欲原則」に相当します。精神分析的心理療法を行うM Teamでは、当然、禁欲原則を守ります。

2 近隣地域に自分以外の臨床心理業務を提供する専門家がおらず,既に知人である人に対
して,やむを得ず必要な臨床心理業務を提供せざるを得ない場合には,他の関連する専門
家・専門機関に紹介を行うことに加えて,既に社会的関係を有している臨床心理士が臨床
心理業務を提供することの問題点についても十分な説明を行った上で,対象者の自己決定
を尊重すること。

 これも、精神分析と同じです。基本的に、心理療法はセラピストと依頼者の間柄が、利害関係のない第三者間でないと、うまくいきません。セラピストの友人や家族を、そのセラピストが自分で治療するのはまず不可能です。M Teamも同様です。専門的には、治療契約が結べないから、ということになります。実際、セラピストが他人は治療できるのに、自分の家族関係では悩んでいるなどということはよくあります。しかし、もし、例えば私の家族や友人が、内緒でM Teamに匿名申し込みをしてきたら、セラピストは他人としてセラピーにあたり、うまくいくのかもしれません。技法的に未知の領域なので、なんとも言えませんが。

第4条 インフオームド・コンセント
会員は,業務遂行に当たっては,対象者の自己決定を尊重するとともに,業務の透明性を確保するよう努め,以下のことについて留意しなければならない。

1 臨床心理業務に関しての契約内容(業務の目的,技法,契約期間及び料金等)について,対象者に理解しやすい方法で十分な説明を行い,その同意が得られるようにする。

 サイト上で、可能な限りの事前説明をしています。

2 判断能力等から対象者自身が十分な自己決定を行うことができないと判断される場合
には,対象者の保護者又は後見人等との間で十分な説明を行い,同意が得られるようにす
る。ただし,その場合でも,対象者本人に対してできるだけ十分な説明を行う。

 残念ながら、自主的にメールでのやりとりを行う意志が全くない状態の患者(対象者)は、M Teamでは対応できません。まず、何らかの形で、本人に病識(というより、対話療法を求める気持ち)を持たせないと、ネットを経由するM Teamではやりとりができません。ただし、対象者のご家族からの相談はお受けします。この場合は、ご家族に対してセラピーをかけるというよりは、対象者の症状をお聞きし、病院に行くべきか、保健所に行くべきかなど、精神保健福祉的なアドバイスを行うのみとなるでしょう。

3 契約内容については,いつでもその見直しの申し出を受け付けることを対象者に伝達し
ておく。

 やめたくなったら、依頼者がメールをブロック(もっと確実なのはアドレスの削除)してしまえば、セラピーは強制中断されます。そういう意味では、取引的な意味での契約期間や料金については、同意が得られているとみなして良いでしょう。

4 自他に危害を与えるおそれがあると判断される場合には,守秘よりも緊急の対応が優先
される場合のあることを対象者に伝え,了解が得られないまま緊急の対応を行った場合は,
その後も継続して対象者に説明を行うよう努める。

 完全匿名で、対象者の居場所も連絡先もわからない(メール以外は)M Teamの場合、緊急対応ができません。しかし、セラピー中に過去のトラウマに近づくと、抵抗・防衛が強くなって、自傷他害をしたくなる患者は多く見られます。これを、現実に行動に移す気配があった場合、M Teamでは事前に危険を感じていても、メールを経由した指摘と説得以外は、できることがありません。警察か、病院に、世話になるということになります。もし可能なら、一人だけでも良いので、M Team以外で信頼できる身近な人を確保し、自分がM Teamでセラピーを受けていることを伝え、もし自傷他害の気配があったら、自分を止めてほしい、病院か、保健所や警察に連絡してほしいと頼んでおいてください。どうしてもという場合は、ご本人自ら個人情報を開示された場合に限り、M Teamから警察等に連絡することもできなくはありません(ただし、本当の緊急事態に限ります)。

5 対象者から,面接の経過及び心理査定結果等の情報開示を求められた場合には,原則と
してそれに応じる。

 心理検査は行いませんが、面接の経過は、すべてメールに自動で記録されているので、M Teamに求めずとも、対象者本人が自分で確認することができます。

6 面接等の業務内容については,その内容を客観的かつ正確に記録しておかなければなら
ない。この記録等については,原則として,対象者との面接等の最終日から5年間保存し
ておく。

 同様です。メールに自動的に記録されます。記録期間は、サーバーの容量で決まりますが、基本テキストベースのやりとりなので、M Teamが廃業しない限り、保存期間はほぼ無制限でしょう。

7 対象者以外から当該対象者についての援助を依頼された場合は,その目的等について熟
考し,必要であれば対象者を含めた関係者との話合いを行った上で,対象者及び関係者全
体の福祉向上にかなうと判断できたときに,援助を行う。

 第4条の2と同じ対応です。

第5条 職能的資質の向上と自覚
会員は,資格取得後も専門的知識及び技術,最新の研究内容及びその成果並びに職業倫
理的問題等について,研鑚を怠らないよう自らの専門家としての資質の向上に努めるとと
もに,以下のことに留意しなければならない。

1 自分自身の専門家としての知識・技術の範囲と限界について深い理解と自覚を持ち,そ
の範囲内のみにおいて専門的活動を行うこと。

 M Teamは、対話療法と、希望に応じたレイキ・ヒーリングによるリラクゼーションです。

2 臨床心理業務にかかわる臨床心理援助技法等を業務において使用及び標榜する場合に
は,その実施に足るだけの研修を既に受けていること。

 M Teamのセラピストは、代表の牧を始め、学校教育も受けていますが、独学部分も多いです。というより、開業セラピストは、開業後も、本を読んだり研修を受けたりして、ほぼ独学で自己研鑽を続けます。資格は最低限の能力を保証するかもしれませんが、セラピストのその後の実力は保証しません。そのため、この項目は、あまり意味をなさないと考えます。

3 心理査定及び心理療法並びに地域援助などの専門的行為を実施するに当たっては,これ
までの研究による十分な裏付けのある標準的施行方法により行うことを原則とする。やむ
を得ず,実験的段階にある方法を用いる必要が生じた際には,対象者に対し,十分な惰報
提供を行い,同意を得た上で実施すること。

 M Teamでは対話療法しか行いません。対話の中で、相談者様の自己回復を促すための話法や色々な言い回しは、常に工夫して改良を重ねています。そういう意味では、毎日が実験段階でもありますが・・・。世の中には、EMDRとかBTSとか、心理的苦痛を癒すらしい新しい方法も出てきていますが、M Teamは対話療法が基本です。

4 心理査定の結果及び臨床心理的援助の内容等,会員がその業務において行った事柄に関
する情報が,対象者又はそれ以外の人に誤用又は悪用されないよう,細心の注意を払うこ
と。

 M Teamは完全匿名な上、心理査定を行わないので関係ありません。守秘義務も上記と同様です。

5 自分自身の専門的知識及び技術を誇張したり,虚偽の情報を他者に提供したりしないこ
と。

 M Teamでは「私的考察(BLOG)」として、専門的知識や技術の情報、ときには、いまのところ仮定や推測レベルの考え(虚偽になるかもしれない)も記載しています。これは、あくまで「私的」なものです。言い回しにも、極力気を使って、エビデンスのないことは、「個人的には」とか「私の推測だが」などと、エクスキューズをつけております。このように、ここで明言していることで、誇張はしていないことをご理解ください。

6 自分自身の専門的知識及び技術では対応が困難な場合,又はその際の状況等において,
やむを得ず援助を中止若しくは中断しなければならない場合には,対象者の益に供するよ
う,他の適切な専門家や専門機関の情報を対象者に伝え,対象者の自己決定を援助するこ
と。なお,援助の中止等にかかわらず,他機関への紹介は,対象者の状態及び状況に配慮
し,対象者の不利益にならないよう留意すること。

 M Teamは、専門機関とあまりつながりがないので、なかなか適切な情報提供ができません。ネットで調べて差し上げるぐらいが限界です。対応困難な場合は、正直に伝え、何らかの他の手段を、M Teamが知り得る範囲で提供いたします。

7 会員が,臨床経験の浅い者に職務を任せるときは,綿密な監督指導をするなど,その経
験の浅い者が行う職務内容について自分自身に重大な責任があることを認識していること。

 当然です。M Teamに新たなセラピストを招き入れる場合は、心魔道士の牧が、徹底的に指導し、ときに、セラピーの過程に助言、最悪は交代します。

第6条 臨床心理士業務とかかわる営利活動等の企画,運営及び参画
会員は,臨床心理業務とかかわる営利活動及び各種研修会等を企画,運営及び参画する
際には,独善的な意見及び主観的な見解に終始しないように努め,臨床心理士としての公
共性と社会的信頼を失しないようにしなければならない。同時に,臨床心理士としての責
任を自覚し,以下のことに留意しなければならない。


1 個人又は営利団体等の主催する「カウンセラー養成講座」「自己啓発セミナー」などの
営利活動の企画,運営及び講師等としての参画に際しては,受講者等が臨床心理士の養成
課程と混同するような誤解を生じさせないよう努めること。

 私は、サイト内で無資格だと明言していますので、勘違いはされないと思います。そもそも、そのような講座やセミナーは実施する予定がないです。

2 テレビ,ラジオの出演又は一般雑誌等への執筆においては,対象者に関する守秘義務は
もちろんのこと,対象者の人権と尊厳を傷付けることがないよう細心の注意を払うこと。
また,心理査定用具並びにその具体的使用法及び解釈法の公開は避けること。

 メディアに出演することはないと思います。また、サイト内の私的考察でも完全匿名とはいえ、依頼者が自分のことだとわかってしまうことはあるので、言い回しや内容に注意を払います。心理査定法については、M Team代表の牧は、大学で心理検査法を学んでおり、具体的使用法や解釈法を知っています。公開を避けるのは、事前情報があるとテストを受ける者が結果を操作しやすくなるためです。SPIの性格検査に対策本が出ていて、ほぼ形骸化しているのと同じです。ただ、WAISなど、現在主流の心理査定テストで、信頼性と妥当性に個人的に疑いを感じるものもあります(WAISも一回受けると、二回目まで半年とか一年とか時間を空けなければなりません。ネタがばれると点数が操作できたり、学習効果が出るので、信頼性が落ちるからです)。そういうものは、私的考察の中で、構造を説明して批判してしまうかもしれません。ただし、あくまで社会的・公的に誤解を解くためとか、公衆の利益のためと思われる場合のみとします。

第7条 著作等における事例の公表及び心理査定用具類の取り扱い
会員は,著書や論文等において事例を公表する場合には,対象者のプライバシーや人権を
厳重に保護し,以下のことに留意しなければならない。

1 事例を公表する際には,原則として,対象者本人及び必要な場合には,その保護者又は
後見人等の同意を得るとともに,対象者等が特定されないような取り上げ方や記述につい
て細心の工夫を行う。

 私的考察(BLOG)の中で、ときに、私自身が依頼者さんとの対話の中で気付かされたこと、学んだことを書きたいときがあります。完全匿名なので、依頼者さんは特定されませんし、守秘義務が根本的にあるので、書き方にも留意しています。ただ、分析の最中の依頼者さんが、私の文章を見て、自分のことを書かれたと気づくことはあるかもしれません。一応、そう思われても、依頼者さんの心が耐えられる段階になるまでは、公開を制限しているつもりです。「細心の工夫」は行う所存です。

2 記述に当たっては,対象者本人及びその家族等の人権や尊厳を傷付けるような表現は厳
重に戒める。

 当然です。ただ、人によって、言葉の受け取り方は様々であり、感情転移や投影同一視なども起こる精神分析的心理療法を行っている関係上、受け手が過剰反応することはよくあります。基本、個人開業に近く、守ってくれる権威もないので、自分の社会的信頼を無駄に失いたいという動機は私にはありませんが、批判される方はいるかもしれません。

3 事例における臨床心理援助技法及び活動については,誤解を招く記述は避け,さらに,
臨床心理士として用いる援助技法及び援助活動を正確かつ適切に記述する。

 どんなに適切に記述しようとしても、誤解される場合はあります。この項目は努力義務と認識します。

4 事例の公表は,今後の臨床心理業務又は臨床心理士の活動に有効かつ有益であることが
基本的前提である。したがって,その事例の公表は,社会的な意義を有するものであるこ
とが第一義であり,営利的活動や業績蓄積が主な目的であってはならない。

 私は、精神発達理論と精神分析技法論が社会に浸透し、皆が、抵抗や防衛に騙されず、感情転移も逆転移もしないようになってしまったら、精神障害者は世の中にいなくなるのではないかと思っています(フロイトが似たようなことを言っていたと思います)。私的考察で述べている事項も、究極的にはこの目的のためであり、営利的活動や業績蓄積には関係がありません。

5 著書及び論文等の公表に際しては,先行研究をよく検討し,それら先行研究を盗用した
と誤解されないような記述に努める。

 私は、私の知識の出処を、サイト内で公開しています。また、大学院で論文作法を学んでおりますので、引用に際するマナー、及び、盗用に対するペナルティーの大きさは、よく存じております。ネットなので、引用の際の、著者名、出版社、出版年、ページ番号などの詳細は省かせていただいておりますが、盗用を誤解されないように努めています。むしろ、私が知識を得た書物を買うためのリンクを積極的に貼っていきますので、そこからジャンプして、本を直接買ってください。

6 心理査定に用いられる用具類及び解説書の出版,頒布に際しては,その査定法を適切に
使用するための専門的知識及び技能を有しない者が入手又は実施することのないよう,十
分に留意しなければならない。また,心理査定用具類は,学術上必要な範囲を超えてみだ
りに開示しない。

 第6条の2と同様です。

第8条 相互啓発及び倫理違反への対応
会員は,同じ専門家集団として資質の向上や倫理問題について相互啓発に努め,倫理違
反に対しては,以下のとおり対応するとともに,各都道府県臨床心理士会の倫理担当役員
及び一般社団法人日本臨床心理士会倫理委員会の調査等に積極的に協力しなければならな
い。

1 臨床心理士として不適当と考えられるような臨床活動や言動に接した時には,当該会員
に自覚を促すこと。

 臨床心理士ではないので、関係がないです。しかし、不適当な活動や言動には社会的なペナルティを受ける覚悟をもって、開業セラピストをしています。

2 知識,技術,倫理観及び言動等において臨床心理士としての資質に欠ける場合又は資質
向上の努力が認められない場合,同様に注意を促すこと。

 同上です。

3 上記1及び2を実行しても当該会員に改善がみられない場合,又は上記1及び2の実行
が困難な場合には,客観的な事実等を明確にして各都道府県臨床心埋土会又は一般社団法
人日本臨床心理士会倫理委員会あてに記名にて申し出ること。

 会に所属していないので特に関係ありません。

 以上、長かったですが、守秘義務や倫理基準等について、M Teamのスタンスを説明させていただきました。

 なお、M Teamは医師法上の医療行為ではなく、対話によって相談者様の”自己解決・自己回復”を促進する対話療法を行う者です。サイト内で、ときに”治す・治る・治った”という言葉を使っている場合がありますが、一般論ではなくM Teamの行為として述べている場合は、常に”自己解決・自己回復を促す、促される、促した”という意味となります。ご理解のほど、お願いいたします。